為替予想 今日のドル円 2021 1/12

ドル円　今日の予想　1/12

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋：米10年債利回りは高水準で推移するものの、全般的にドル売り基調に振れ、ドル円は昨日同様に欧州時間に入ると104.20円近辺で小動きで極端にレンジが狭くなっている。ただし、昨日もNY勢参入後にレンジを超えて動いたことを考えると、この後の値動きには要警戒となる。

・市場筋：ドル円は上昇を期待させる反面、過去半年あまりキチンと超えたことのない移動平均の90日線を今回もなかなか超えられないでいる。このため90日線が位置する104円半ばをクリアに超えられず、再びドルが軟化する危険性もあるだろう。

・市場筋：通常であれば、それほど関心の高い指標ではないが、今晩24時の米・11月JOLT求人件数（予想：650.0万件、10月：665.2万件）という米経済指標が発表される予定だ。先週発表された雇用統計など米国の雇用関係がおおむね悪化傾向を示しただけに、その内容を警戒する声も聞かれている。

・市場筋：13日にもトランプ米大統領に弾劾決議案が採決される可能性があるとされており、米政治の混乱により追加経済対策の政策実現までには時間がかかるとの懸念もくすぶり、ドル円は104円台後半で上値の重さが意識されると考えている。

・市場筋：テクニカル的にドル円の下値の目途は104.00円や103.70円、一目均衡表の基準線103.57円とし、上値は昨日高値の104.40円や90日線の104.55円、そして104.75円レベルを意識し、株価・米長期金利を睨む展開となろう。

・明日は新月となりますが、金融占星術では新月は相場の転換点となることは多く、ドル円はそこから3営業日は同一方向に動く傾向があるようです。