為替予想 今日のドル円 2021 3/23

ドル円　今日の予想　3/23

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋：ウイグル自治区の人権侵害などもあり、欧米などの諸外国が中国に対して制裁を課していることや、バイデン大統領がプーチン露大統領を「人殺し」と断定したこともあり、米露関係も引くに引けない状況に陥っている。このためドル円に関してはリスクオフの円買いに傾きやすくなるか注目される。

・市場筋：相場を先導していた米金利だが、ここ最近は神経質に動いているもののドル円への影響は徐々に少なくはなってきている。ただ本日も25時のパウエル議長をはじめブラックアウト期間明けの米要人の講演が続くことで、米金利の値動き次第で為替市場は動きやすくなる展開も想定される。

・市場筋：昨日のパウエル議長の発言はドル円にとって、とくに材料視されなかったが、今回（25時）は「議会証言」となるだけに、関心はより高いものがありそうだ。ただし、証言の準備原稿によると、概ね先週のFOMC後に語った内容が繰り返されるとみられ、市場の反応は限られよう。

・市場筋：ドル円は2週間程度としても、およそ1円レンジ（108.34-109.36円）にとどまる。まずは、このレンジをどちらに抜けるのか、その方向性が注視されてるといっても間違いない。ただ大きな流れはドル高だが、短期的にはむしろ逆で、ドル安方向に有利といった指摘もあるが如何に。

・市場筋：本日のドル円上方向は108.73円が意識される。ここを抜けると目先ジワリと重くなりつつある109円レベルの攻防に注目。上抜ければ、先週末高値の109.14円が意識されそうだ。対するドル安・円高方向は、108.31円を下抜く場合は108.08円に向けた一段安に備えたい。