ドル円 今日の予想 7/12
今日のドル円の為替予想をいたします。
主に為替の専門家の見解をもとに
厳選したドル円今後の見通しを配信します。
・市場筋:ドル円はバーキン米リッチモンド連銀総裁は米国のインフレについて「予想以上に低下の可能性」と指摘し、引き締め期待のドル買いを弱め109.98円までドル売り・円買いが進行したものの、ECB副総裁が「インフレ率上昇は一時的」などと発言し、ドル円は110円10銭台と、底堅い値動き。
・市場筋:ドル円は日米金融政策格差を背景としたドル買い・円売り圧力や米経済の回復期待などからドル円相場の上昇を想起させる材料が増えつつある。但し、米国における新型コロナウイルス変異株は現在は英国に次いで世界で2番目の感染拡大状況のためコロナウイルス変異株の感染拡大状況には注意が必要
・市場筋:ドル円は先週は下落基調だったが、金曜に反発しており、下落トレンドの開始を示唆する新安値5手を数えずに、孕み線で雲上限の上で反発しているため、先週の下落は調整の可能性も指摘されている。ただ本日は、一目・転換線110.60円や一目・基準線110.43円が攻防の分岐点となる。
・市場筋:今週はパウエルFRB議長の議会証言が行われるが、今月の雇用統計やISMの結果を踏まえると、物価上昇は一時的で、ゼロ金利政策継続姿勢を改めて示すと予想される。これは株価には好材料だが、長期金利低下につながることで、ドル円の上値は抑えられる展開も想定される。
・市場筋:テクニカル的にドル円の下値の目途は110.00円や109.75円を割れると89日線を目指す展開。上値は基準線の110.40円を超えると一目均衡表の転換線110.60円を意識し、株価と米長期金利を睨む展開となろう。
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