為替予想 今日のドル円 2021 7/14

ドル円　今日の予想　7/14

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋：今晩は25時のパウエルFRB議長の議会証言が注目されるが、昨日の米CPIを受けてインフレ見通しの上振れリスクに対しての質問は厳しくなるとみられる。このためパウエル議長の足元のインフレは一時的とする見解にわずかでも変化がみられるようならドル円は111円を試す可能性もありそうだ。

・市場筋：昨日の米CPIは大幅上昇となったが市場参加者の間では「それだけでは金融緩和策の縮小を早める理由にはならない」との声が聞かれている。ただ今月のFOMCで量的緩和策の縮小などについての議論がさらに進展する可能性があるためドル円は強い動きを見せる可能性がある。

・市場筋：今晩は25時のパウエルFRB議長の議会証言に注目が集まるが、昨日の米CPIの急上昇を受けて、パウエルFRB議長よりタカ派的なスタンスが見られれば、米ドル高の経路で、ドル円が7/2以降の下げ（111.67→109.53）を埋める全値戻しに向けて上伸する可能性もある。

・市場筋：今晩21:30の6月米PPIの市場予想は前回からやや加速する見込みだが25時のパウエルFRB議長の議会証言が行われることで、本日の結果を受けてもドル円は、一方向の動きには成りづらいか。

・市場筋：テクニカル的にドル円の下値の目途は昨日安値の110.20円となるが、下回っても110円前後はかなり底堅そうだ。上値の目途は本日高値110.70円を超えると7月7日高値110.82円や111円台回復が視界内に。