為替予想 今日のドル円 2022 6/27

ドル円　今日の予想　6/27

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋：ドル円は月末週とあって需給的に東京仲値直前に本邦実需の売りが優勢で断続的に持ち込まれ134.52円まで下落。その後は時間外長期金利の上昇や欧米株価指数の堅調地合いでリスク選好ムードが広がり、再び135円台へと浮上している模様。

・市場筋：本日のドル円は、米10年債利回りやニューヨーク株式市場の上昇を背景に底堅い展開が予想されるが、四半期末を迎えるにあたり、今期のトレンドとなった円安・債券安・株安に対するリバランスの動きを警戒する声が多いことには警戒を要する。

・市場筋：今週は四半期末に加え6/30の米5月PCEデフレータ、7/1の米6月ISM製造業景況指数に注目が集まりインフレ加速が確認される場合などにはドル円に強い上昇圧力が加わる他、米国に配慮して本邦は為替介入には踏み切らないと思われることもドル高・円安トレンドの継続を連想させる。

・市場筋：今晩は21:30の5月耐久財受注や23時の中古住宅販売制約指数が公表されるが、米景気減速懸念が強まると予想されており、ドル円は上値の重さが意識されよう。因みにフィボナッチ半値押し134.10円や61.8％押し133円半ばなどを下回った場合には、なかなかの深押しをたどる危険性も。

・市場筋：今晩のドル円上値は135.40-50円を超えると136.13円が意識される。対する円高・ドル安方向は134.40-50円を下回ると134円付近が意識される。