為替予想 今日のドル円 2022 8/1

ドル円　今日の予想　8/1

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋：中国の低調な経済指標が改めて材料視され、リスクオフのムードが広がりやすく、今晩のダウ先物がマイナス圏で軟調に推移していることなどで、ドル円は131.89円まで下げ幅拡大。この後も欧米や中国の失速を背景に欧米株安なら円が選好され、ドルを下押ししそうだ。

・市場筋：市場参加者の間では「FRBは利上げペースを緩める」との見方が広がり、一部の市場関係者は「9月のFOMCでは利上げ幅は0.25ポイントにとどまることは十分あり得る」との見方もある。このため本日のドル円はリスク選好的なドル買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。

・市場筋：本日は23時の米ISM製造業景況指数が注目されるが、6月から一段と低下が予想されるものの活動の拡大を示す50を維持するとみられている。ただ50を割り込み活動の縮小が示されれば景気後退懸念が一層強めるため、ドル円のドル売り圧力は強まると思われる。

・市場筋：ドル円は6月半ば安値131.49円が次の下値メドとして名実ともに意識されそうだが、その少し下131.10円レベルには移動平均の90日線も位置しており、131円前半から半ばはなかなか強いサポートになるが、しっかり割り込むと130円割れへ向けての下落幅拡大も懸念される。

・市場筋：今晩のドル円のドル高・円安方向は132.80‐90円や133.20円付近が意識される。対するドル安・円高方向は131.50円割れを見た場合は90日線の位置する131円前後が意識される。